ホームページを「作ること」が目的になっていないか
商談後に取引先が会社名を検索する。そのとき何が表示されるかを意識したことはあるでしょうか。「同業他社が立派なホームページを持っているから」「補助金があるうちに」といった理由で制作を進めると、完成後に運用が止まりがちです。まずは自社にとってホームページが何を担うのかを言語化するところから始めるのが、結果的にいちばんの近道になります。
1. 取引先は「どの情報」を確認しに来るのか
BtoBの繊維業界では、受発注の窓口・加工範囲・取引実績・沿革の4点を確認する目的でホームページを訪問するケースが多く見られます。これらが明快に掲載されていないと、検索結果に出ているだけでは商談後の不安を解消できません。
- 受注窓口(電話・メール・フォーム)
- 加工範囲(機械仕様・最小ロット・得意分野)
- 取引実績(業界・エリア)
- 会社の沿革と現在地
2. 写真・画像は「撮り直しの計画」とセットで考える
工場内の写真は、撮ってから3〜5年で古く見える傾向があります。制作時に用意した素材をそのまま使い続けるのではなく、年に1回は差し替え枠を確保しておくと、ホームページの鮮度を長く保てます。
3. 誰が更新するか、最初に決めておく
月1回の更新でも、担当者と掲載判断のフローを決めていないと止まります。外注する場合も「社内で素材を渡せる担当」と「最終掲載の決裁者」を先に明確にしておくと、スタートがスムーズです。
まとめ
ホームページは作って終わりではなく、商談の延長線にある「信頼を補強する資料」です。繊維業界で長く取引を続けるパートナーを増やしたい場合、最初の一本目こそ丁寧に設計する価値があります。